コンサルタント流 単焦点レンズの選び方

こんにちは、中小企業診断士のトキです。

今回の記事では、単焦点レンズの選び方について解説します。

カメラ写真者からすると、レンズ選びってなんだか難しそうですよね。そもそもどういう基準で選べばいいか分かりづらいですし、高い買い物なので尻込みしがちかと思います。

私も最初にレンズを買おうと思ったときは、非常に頭を悩ませた記憶があります。買おう買おうと思って、結局半年くらい経った後に、ようやく検討しなおして単焦点レンズを買いました。

私が購入を決めるまでにどのような情報を集めて、購入に至ったかご説明したいと思います。

この記事を参考に、是非皆さんも単焦点レンズデビューを果たしてください!それでは、どうぞ。

目次

レンズの選び方

まず結論ですね、レンズの選び方は以下4点を抑えれば、60点は取れます。いや、80点くらい取れてるかもしれません。それくらい、シンプルに選ぶことが可能なのです。

はい、改めて書くと。

  1. 焦点距離
  2. F値
  3. オートフォーカス
  4. 価格

これだけです。

本当に、初心者はこれだけで十分です。はい。

具体的にそれぞれ説明していきます。

焦点距離

理解しなければいけない点は、2つ。

焦点距離とは、カメラを除いたときに、もしくは写真を撮影したときに、風景・人物のどこまでの範囲が映るかの程度を表します。

そして、距離が短いほど、広く映ります。20mmとか30mmとかだと、いわゆる広角と呼ばれ、広い範囲を撮影することができます。目に映ってる範囲に、より近いイメージになります。(専門的には、画角を言われるもの)

逆に、80mmとか、遠いものだと300mmになると、狭い範囲しか映りません。ただし、遠くのものをハッキリと撮影することができます。

つまり、

焦点距離が短い = 広く、たくさん映る

焦点距離が長い = 狭い、けど遠くのものがはっきり映る

以上、2点になります。これを踏まえて自分がどのようなモノを中心に撮影したいか考えてみます。

部屋の中で子供やペットを撮る場合、近くでとるなら焦点距離が短いものが良いです。

しかし、少し離れたところから寝顔や遊んでるところを撮影する場合は、少し焦点距離が遠いものが良いです。

何をどのように撮影するかで、ベストな焦点距離が変わってくる。お判りいただけたでしょうか。

非常に奥が深いですね。

F値

続いて、F値について解説します。

専門的には、絞りとか言われるみたいですが、そんなことはどうでもよろしいと。

F値はボケ感の強さ、つまりどれくらいボヤ~っとした上級者っぽい写真になるかが決まります。

F値は数値が低いほど、ボケが強くなりますので、プロっぽい写真の仕上がりに近くなります。

1点注意としては、ボケを出すのは撮影時のテクニック・光の具合・フォーカスなど様々な要因に左右され、難易度が高いです。

そしてF値が低い、つまりボケ感を強く出せるほどレンズの値段が高くなります。

なので、どの程度のボケ感を扱いきれるか分からない場合は、ほどほどのF値のものを買うようにしましょう。

一般的にF値の低いものでF1.2とか、1.4とかあります。

逆に高いもので、2.8とか3.5とかあります。

価格とのバランスで、どこまで予算を取れるかによって、決めると良いでしょう。予算あれば、F値低いのをとりあえず買っとけば間違いないです。

オートフォーカス

オートフォーカスは、自動でフォーカスを合わせてくれる機能です。

結局、写真撮っても、ピンとずれてたら意味ないですからね。高いレンズ買っても、ピント合わせられないときれいな写真撮れませんので。

なので、オートフォーカス機能がついているか。そして、自分が持ってるカメラとの相性がどうかはきちんと確認しておくべきかと思います。

マニュアルでフォーカス合わせるの、大変じゃないですか。できれば、さっとフォーカスして、一番いいタイミングで写真を撮りたいですよね。

シンプルな話、ソニーのミラーレス・一眼をお持ちなら、ソニー純正のレンズが一番フォーカス速度早いです。

ただ高いので、他のメーカーのものになる、というのは良いと思います。

ちゃんとフォーカス速度のことも考えて選びましょう、というお話でした。

価格

最後に、価格です。

単焦点レンズはピンキリで、値段も様々。

ただ、個人的にはレンズにそんなお金かけなくて良いと思うんですよね。一番安いレンズ買っても、iPhoneとは比べ物にならないくらい鮮明に、鮮やかに、感動的な写真が取れます。

それ以上はもう趣味の世界なので。

ただ、もう少し、1~2万円出せば、もっと良いレンズが買えるというものはあります。なので、価格はそこまで高いものを買う必要はないと思いますが、しっかり性能とのバランスを見て選びましょう。

5万円を出せば、60点のレンズ。

7万円を出せば、80点のレンズ。

でも90点のレンズは、20万円。そういう世界です。

例えば、以下の2枚の写真を比べてどちらが高いレンズだと思いますか?およそ2倍の価格差があります。

レンズ比較

それでは、現役コンサルタントが単焦点レンズを全力で比較したら、どうなるか。

結果はこちらです。

一番右端のランキングは、価格.comさんの当時の売上順位(この表の中にある機種だけでの順位)あと価格も当時調べた時の価格なので、今は変わってる可能性が高いのでご注意ください。

ポイントとしては、35mmの焦点距離に限って比較すると、

  • Sonny純正で、F1.4のめっちゃいい奴は15万円なので、一番安いレンズと比較して、約4倍ほど高く、コスパ疑問
  • 逆に、一番安いTamronのF2.8は、価格は魅力的だが、F2.8だと望遠レンズでも出るボケ感で、わざわざ単焦点レンズを買う必要性が薄くなる。
  • F値、価格、レンズ重量でみると、SonnyのF1.8が一番しっくりくる。単焦点ならではのF値でボケ感も楽しめそうで、持ち運びも楽。持ってるα7との相性も純正なので問題なし。

このように、焦点距離・F値・オートフォーカス・価格で総合的にバランスを見て、単焦点レンズを選ぶことが出来ました。

勿論、上記見解は私個人の用途ではベストですが、必ずしも全員に当てはまるわけではありませんので、ご注意を。

しかし、単焦点レンズの選び方については、しっかりと理解していただけたのではないでしょうか。

最後に

このように、選ぶ時の項目、その基準を順番に見ていくことで、ロジカルに単焦点レンズを選ぶことが出来ました。

みなさんも、是非この表を見て選ぶのではなく、選び方をまねして、自分なりの評価をして、単焦点レンズを買ってみてはいかがでしょうか。

このように理論立てて選ぶことで、高い買い物をしたとしても、納得感のあるものが買えるのかと思います。

それでは、また次の記事で!

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